カーコーティング 洗車傷 ブラック 洗車機の悲劇
傷を何とかしてほしいとご依頼頂いた
ダイハツ タント
新車登録2年程度のお車で洗車機をご利用とのことでキズ、ギラギラが気になるとコーティング依頼です
現状は
洗車傷に光が乱反射でこのような姿になっています
洗車機は楽ですがどんなにキズが入りにくいと謳っている洗車機で傷は無数に入ってしまいます
比較的キズの判りにくいホワイトやシルバーでも入ってしまっています
艶引け、乱反射によりくすんでしまってきます
この上にコーティング剤、WAX洗車を行なうとキズは若干埋まってきますが艶引け、キズに埋まった油分が汚れを寄せ付けてしまいます
また近年の塗装は耐擦り傷やスクラッチガード、自己修復機能など様々な名称がありますが暑くなると膨張して傷を埋めて解りず楽する塗装です
逆を返せば冷めた時には塗装が収縮し元のようにキズが出てくる
これを繰り返して油分や汚れが塗装に入り込み閉じ込めてしまいます
そうなるとポリッシングではどうすることも出来ずクスミはそのまま酷くなっていってしまいます
しっかりとコーティングするにはまずこの洗車傷の除去が必要になりますが洗車機のWAX,ディーラーコーティング、よくスタンドなどで目にする〇ー〇ーコーティング施工をされているお車はお断りさせていただく場合がございます
またはご理解いただける場合には施工可能です
何故施工不可になるか。。。
ここではお伝えいたしませんが何かが塗装などに悪影響を起こしています
不純物除去、油分、汚れ除去洗車を行なっていきます
洗車機ご利用の方の多くが拭き上げを行っていないケースがあります
そのため開けた内側の汚れがひどいです
カビ発生しています
洗車機の水は水道水、地下水など使用していますが不純物が多く含まれています
当店ではコーティング前処理洗車は純水使用です
下地処理のポリッシング
ここに差が出てきます
現車の状態に適したポリッシング、コンパウンド、バフの組み合わせで数工程行っていきます
ポリッシングの機械、ポリッシャーも複数台使い分けです
しっかり下地作りを行うのに数日の時間が掛かります
洗車から完成までに数時間や2日程で終わるコーティング屋は何処か省かないと完成しないはずですがこのポリッシング作業が一番省いてしまう工程になります
1日や2日程度のポリッシングではしっかりとした下地は作ることができません
当店は新車でも不可能だと考えています
今回のお車の下地作りポリッシングは4日かかりました
その後、コーティング剤塗布、拭き上げで完成していきます
洗車傷がしっかり除去された上に当店が選び抜いたコーティング剤でしっかり保護
乱反射も無くなり白ボケ、クスミのないスッキリとしたボディになりました
艶が上がり黒さも倍増です